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食事の形態による違い

例1 「ヒレかつ、ゆでキャベツ」

普通食

豚ヒレ肉のカツ、ゆでキャベツ、ケチャップソース

普通食写真
 

後期食 

豚ヒレ肉の軟らかハンバーグ
・挽肉、パン粉、ゆで玉葱・水分を加え、軟らかいハンバーグ状にして蒸した後、油を通し、揚げ物の風味をつけます。
・キャベツは後期の軟らかさにゆで、バターソテーして、とろみをつけます。
・ソースはパン粉を油で揚げ、ケチャップ・ウスターソース等の調味料を加えて煮込み、揚げたカツの味を出すようにしています。
後期食写真
 

中期食

 肉の蒸しもの
・肉は生の段階でカッターに20分強かけ、いも・かたくり粉・だし汁等を加え、裏ごしした後、1人分づつ蒸し皿に入れて蒸します。(参照「形態食のできるまで」
・キャベツは十分軟らかくし、更に包丁でたたいてから煮ます。調味し、くず粉でとろみをつけます。
・ソースは油で揚げたパン粉を煮て軟らかくなったらミキサーにかけ、なめらかにした後、調味料を加えます。カツらしい風味を感じられるソースになります。
中期食写真
 

初期食

 肉の蒸しもの
・肉は蒸し上がった中期の肉をそのままミキサーにかけます。かたい場合はスープで調整します。
・キャベツは軟らかくゆで、ミキサーにかけます。加熱して水分をとばしてかたさを調整してから調味します。
・ソースは中期食と同じです。

 

例2 ひじきの煮物

普通食

 ひじきの煮物(芽ひじき、にんじん、油揚げ、しらたき、さやいんげん)
普通食写真
 

後期食

・ひじき(長ひじき)は、やわらかくゆで、ミキサーにかけ、調味してから介護食用寒天でかためます。
・にんじん、大根、さやいんげんは、やわらかくゆでてから、調味してとろみをつけます。
後期食写真
 

中期食

・ひじき(長ひじき)とさやいんげんは、やわらかくゆでて、ミキサーにかけ、調味してから介護食用寒天でかためます。
・にんじん、大根は、圧力鍋でやわらかくしてから、調味してとろみをつけます。
中期食写真
 

初期食

・ひじき(長ひじき)とさやいんげんは、やわらかくゆで、ミキサーにかけ、調味してから介護食用寒天でかためます。
・盛りつける前につぶしてペースト状にします。
・にんじん、大根は、圧力鍋でやわらかくしてからミキサーにかけます。加熱して水分をとばし、かたさを調整してから調味します。
初期食写真
 
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