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学校運営連絡協議会 実施報告

1 組織

(1)都立小平特別支援学校 学校運営連絡協議会
(2)事務局の構成 副校長2名 主幹教諭(学校評価担当)2名 計4名
(3)内部委員の構成
   校長、副校長(3名)、経営企画課(室)長、主幹教諭2名 計7名
(4)協議委員の構成
   特定非営利活動法人副理事長、関係病院病院長、社会福祉法人代表、関係企業代表取締役、近隣学校長、本校PTA会長 計8名
 

2 令和6年度学校運営連絡協議会の概要

(1)学校運営連絡協議会(第1~3回)の開催日時、出席者、内容、その他

第1回 令和6年6月6日(木)内部委員7名、協議委員6名、オブザーバー4名
協議委員の委嘱、委員の紹介、前年度学校経営報告、今年度学校経営計画、今年度の学校運営連絡協議会の計画及び今年度の重点的な取り組みの方向性についての協議、今後の予定確認
第2回 令和6年9月12日(木)内部委員7名、協議委員6名、オブザーバー5名
学校評価アンケートの設問内容について、生徒との懇談
第3回 令和7年2月6日(木)内部委員4名、協議委員7名、オブザーバー5名
学校評価集計報告・分析・考察、外部アンケートの概要
 
 

(2)評価委員会の開催日時、会場、出席者、内容、その他

第1回 令和6年9月12日(木)内部委員4名、評価委員2名
  評価委員の委嘱、第2回学校運営連絡協議会の内容確認、学校評価の評価項目等の検討
第2回 令和7年2月6日(木)内部委員4名、評価委員2名
  学校運営連絡協議会の内容確認、学校評価の集計・分析結果の確認
第3回 令和7年3月7日(金)内部委員4名、協議委員2名
  学校への提言の確認
 

3 学校運営連絡協議会による学校評価(学校評価報告)

(1)学校評価の観点

 自己評価 : 教職員が行う評価
 学校関係者評価 : 児童・生徒、保護者、関係機関が行う評価
 

(2)アンケート調査の実施時期・対象・規模

  • 11月 全校児童・生徒
     対象182人   回収155人  回収率85%
  • 11月 保護者
     対象182人  回収133人  回収率73%
  • 11月 教職員
     対象155人  回収149人  回収率96%
  • 11月 外部機関
     対象41機関  回収25機関(78人) 回収率61%

(3)主な評価項目

 学校運営、学習指導、防災教育、キャリア教育、ICT活用、いじめ防止の取組、体罰防止、図書教育、接遇マナー、環境整備、情報提供、情報共有、感染症対策、ライフワークバランス
 

(4)評価結果の概要 (校長や学校全般への意見・提言内容)

  • 概ね高い評価が得られた。教職員の日々の活動の成果であると捉えられる。
  • ICT機器に関する項目では、前年度比較で肯定的な評価が12%あがった。
  • いじめに関する項目は、肯定的な評価が減少し、「わからない」が増加した。情報発信や設問の文言については検討が必要。

(5)評価結果の分析・考察(校長や学校全般への意見・提言)

  • 初任者研修、年次研修など授業に対して大変丁寧に取り組んでいる。小平で学んだ先生方は、他校へ異動しても自信をもって授業ができる。
  • 障害が重い児童・生徒のICT機器活用については難しいケースもあるが、将来の生きがいや進路にもつながる。ICT機器活用についての情報発信の充実を図り、活用の実態や有効性について確実に伝わる工夫をするなど、改善していけるとよい。
  • いじめに対する取り組みは、保護者には見えにくい。友達と一緒にいる時間が楽しいと思っている児童・生徒が多くいる。(児童・生徒の学校評価より)研修や道徳での取り組みのほか、日々の授業、教員や児童・生徒どうしでの日常的なやり取り等も含めどのような情報をどのように発信していくのかについて考える必要がある。
  • ライフワークバランスについては、管理職と教員が両輪となって取り組まないと進まない。児童・生徒のためにということと自分の働き方のバランスを考えることが必要である。学校として具体的な対策をもって組織的に取り組むとともに、個人としても意識をもって取り組む。

4 学校運営連絡協議会の成果と課題(学校の自己評価へ反映)

(1)学校運営連絡協議会を実施して得られた成果

  • 障害の重い児童・生徒も、写真や絵カードなど活用して自分の意見を伝える工夫をした。全校児童・生徒からの意見を反映することが今後も大切と認識できた。
  • 児童・生徒のアンケート結果を受け止め、分かる形で返していくこと大切。

(2)学校運営連絡協議会を実施して明らかとなった課題

  • 情報発信のツールや方法などの工夫。
  • いじめ防止の取組について、情報発信方法や聞き取り方の工夫が必要。

5 学校運営連絡協議会及び学校評価を活用した教育活動の改善事項(学校経営計画へ反映)

  • 充実した読書活動への取組継続。
  • 更なるICT機器活用の充実及び情報発信。
  • より安心・安全な学校を目指し、日々の取り組みを継続。

6 職員会議及び企画調整会議への協議委員の参加実績及び成果

【実績】職員会議 1回 
  協議委員長による対面とオンライン併用での「学校への提言」実施
【成果】対面とオンライン併用で両部門の教職員に伝えることで、今年度の教育活動の成果や課題を全教職員が共有することができた。
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