東京都立小平特別支援学校

御挨拶

 
　東京都立小平特別支援学校ホームページを御覧いただき、誠にありがとうございます。
　私はこの度、東京都立小平特別支援学校に第17代校長として着任いたしました、鈴木　愛（すずき　やすし）と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 
　小平特別支援学校は、併置する肢体不自由教育部門と病弱教育部門に学ぶ児童・生徒が、自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、様々な社会的変化に積極的に向き合い、「未来社会を切り開くための資質・能力を身に付ける」ことを目指し、併置校としての強みを生かした教育を進めています。

　肢体不自由教育部門では、医療技術の進歩や在宅医療の普及を背景に、医療的ケアを必要とする児童・生徒の専用通学車両の運行等、実施体制整備に取り組み、また病弱教育部門では、児童・生徒の幅広いニーズに合わせて専門性を向上させ、病院内教育の充実を図るなど、多摩地域北部9市を通学区域とする多摩地域最大級の肢・病併置校としての使命を果たしてまいりました。
 
　また、小平特別支援学校は、よりよい授業や学習指導のための授業力向上システムの構築や、ICT機器を活用した授業改善・遠隔授業の実践、地域とのつながりを深めるための副籍交流、保育園や小・中・高等学校との学校間交流・展示交流など様々な交流活動、安全・安心な医療的ケアの推進、スポーツ教育の推進などに取り組んでまいりました。
 
　小平特別支援学校は、今年度、創立73年目を迎えます。伝統を受け継ぎつつ、新しい時代にふさわしい質の高い教育を、教職員一同力を合わせて進めてまいります。そして、誰もが地域で豊かに生きていくことができる「共生社会」の実現に向けて、皆様とともに未来を担う子供たちを育ててまいりたいと考えております。
 
　年間を通じて様々な教育活動に取り組み、このホームページにもその様子を発信してまいります。小平特別支援学校の、明るく元気に学ぶ児童・生徒の姿を御覧いただき、今後とも本校の教育活動に対する皆様の御理解・御支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。